コラム COLUMN
<小児歯科>シーラントってなに?
皆さんこんにちは。
せきファミリー歯科です。
小児歯科では、シーラントと呼ばれる予防処置を実施しております。
手軽に行えて高い予防効果が得られるシーラントは、お子さまのむし歯予防に最適です。
今回はそんなシーラントについてわかりやすく解説します。
乳歯の奥歯は、噛む部分の溝が複雑にできています。
食べかすやプラークが溝の中にたまりやすく、虫歯のリスクを上昇させるひとつの要因ともなっています。
そうした溝は、シーラントによって埋めると、奥歯の清掃性を高めることができるのです。
シーラントでは、ペースト状のレジンなどを奥歯の溝に流し込みます。
そこに光を照射すると、瞬時に固めることができます。
施術後は奥歯の噛む部分が滑沢となることから、食べかすやプラークが堆積しにくい、衛生的な口内環境を築くことができます。
シーラントはあくまで予防処置であり、施術の際に歯を削る必要はありませんのでご安心ください。
処置自体も5分程度で終わります。
シーラントに用いられる材料は白色を呈していることから、施術後に審美性が大きく害されることもありません。
シーラントは、乳歯の奥歯だけでなく、生えたばかりの永久歯にも適応されます。
生えたばかりの永久歯の奥歯も乳歯と同様、噛む部分の溝が複雑です。
早期にシーラントを施しておくことで、虫歯のリスクを大きく減少させることが可能となります。
とくに第一大臼歯というのは、そしゃく機能を担う重要な奥歯ですので、できる限りむし歯を予防するようこころがけましょう。
このように、シーラントは子どものむし歯を予防する上で、非常に大きな力を発揮してくれます。
お子さまのむし歯予防を徹底したいという方は、是非当院までご連絡ください。
その他にもさまざまな予防処置を実施しております。